【小島史郎R&R伝説 Bye-Bye Kozie, Bye-Bye Kozie B. Goode♪】

『ザ・ポテトチップス、SAILIN' SHOSE、金谷ヒデユキ、ワタナベマモル &THE DAViES、
エラーズ、ペリカンオーバードライブ、AQUARIUM、きんばらしげゆき&THE 歌宴団、などで活躍した
ギタリスト、コジーこと小島史郎氏が、2005年1月12日午後8時36分、肺がんの為この世を去りました。
シャイで、酒が好きで、女好きで、時間にルーズな、
まさにロックンロールを絵に描いたような本当に素晴らしいギタリストでした。
心よりご冥福をお祈りします。
そしてここは「小島史郎」という最高のギタリストがいたことを後世に語り継ぐ為に、
勝手に立ち上げたある意味コジーのファンサイトです。』
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【●Bye Bye Kozie @】
2005年1月5日(水)仕事終わりにケータイを見ると着信とメールがあった。
「小島くんの容態が急変して入院(PM6:35)」と友人からだった。
それを見たのは夜の10時過ぎ。慌てて仕事先から病院に電話をすると、
「面会時間は過ぎていますが、小島さんなら来ていただいてけっこうです。」
、、、はぁ?それってどういうこと!?、、、それヤバイじゃん!

病室に駆け込むと、吸入器が上手くはめれず苦しそうなコジーがそこにいた。
「コジー、大丈夫?久しぶり!」声をかけると、辛そうながらも「よう!」とでも
言わんばかりに、こっちを指さしてちょっとだけ笑ってくれた。よし、意識はある。
少し希望が持てた。

思えば一年くらい前から不調は訴えていた。その度に「一度検査を受けた方がいい。」と
言い続けて来た。でも本人は「大丈夫だから」となかなか病院に行こうとはしなかった。
自分も偉そうなことは言えないけど、コジーは昔から大酒飲みで飲み出すとエンドレス。
いつまでも飲み続けちゃうし、食べないし、寝ない・・・。
(でもそれは変に気を使う性格故、 飲んでないと会話に“間”が空いちゃうのが
嫌だったんじゃないかとも思う。たぶん。まぁ、酒好きには変わりないけど・・・)
そんな生活ぶりだったんで、大丈夫なはずがない!とずっと感じていた。
実際あんまり昔みたいなノリはなくなっていたし・・・。

「関節が痛い」とやっとのこと検査に行き、「今結果待ち」だって辺りから徐々に
行方がわからなくなり、メールをしても返事が滞るようになって来た。
その検査結果も結局、人伝いに聞くことになるんだけど
それが果たして信用出来る情報なのかどうかもわからず終いで、
いきなり「末期」と言われても当然信じられず、そのうち情報だけがどんどん錯綜していった。
それが去年の6月のことだった。

でも病室に入った時点で全てが飲み込めた。行方不明だった理由も、
そしてオレ達についていた嘘の事も・・・。

病院には「いてもたってもいられなくて」という人達が続々と駆け付け一時騒然となった。
結局その日は友人ら数人で病院に泊まり、それがこれからの長い激動の一週間の始まりとなった。

 

つづく




 

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